【異常事態発生】おりものの量、増えてませんか?
気になる変化の理由と安心ケア法を専門家目線で解説!
こんな“違和感”ありませんか?
「最近、おりものの量が増えた気がする」
「ナプキンをつけてないと不安になる日が増えた」
「ムレるし、においも気になる…」
とくに春から夏にかけて、そんな声が多くなります。
でもこの変化、実は体の自然なサインかもしれません。
この記事では、「おりものの量が増える季節的な理由」や「正常と異常の違い」、そして快適に過ごすためのセルフケアまで、やさしく丁寧に解説します。
おりものってそもそも何?
まずは基本から確認しましょう。
おりものとは、子宮や腟、腟周辺の分泌物が混ざったもので、女性の体にとって大切な役割を持つ生理現象です。
- 自浄作用(腟内を清潔に保つ)
- 排卵や妊娠に関わるサポート
- ホルモンバランスの指標にも
実は、おりものの状態を観察することで、体調や女性ホルモンのバランスを知る手がかりになるんです。
おりものが増えるのはいつ?季節的な要因とは?
春〜夏にかけて、「なんだかいつもよりおりものが多いな…」と感じる女性が多いのは、実は気のせいではありません。
✅ 理由1:気温と湿度の上昇
気温が上がると汗をかきやすくなり、デリケートゾーンの湿度も上昇します。
その結果、ムレや不快感が強く感じられやすいのです。
✅ 理由2:自律神経の乱れとホルモン変化
春は環境の変化も多く、ストレスや睡眠不足によりホルモンバランスが崩れやすい時期。
それによりおりものの分泌も増加傾向になります。
✅ 理由3:排卵期の影響(個人差あり)
春は排卵が安定してくる人も多く、排卵期(生理の中間頃)に分泌量が一時的に増える人もいます。
普通?異常?おりものの“見極めポイント”
「増えた」と感じた時に気になるのが、病気かどうかの判断ですよね。
以下のポイントをチェックしてみましょう。
✅ 正常の範囲内の特徴
- 色:透明〜乳白色
- におい:ほぼ無臭〜少し甘いにおい
- 粘度:さらさら〜とろみあり(排卵期)
- 量:ショーツにつく程度〜ナプキン1枚で大丈夫な程度
これらの状態であれば、基本的に生理的変化=異常なしと考えてOKです。
⚠ 異常かも?こんな変化に注意
- 色が黄色・緑・グレーがかっている
- 悪臭がする(例:魚臭、酸っぱい臭い)
- かゆみ・痛み・熱感がある
- ヨーグルト状・泡状・ドロッとした塊
このような変化がある場合は、性感染症やカンジダ・細菌性腟炎などの可能性も。
不安な場合は、婦人科を受診しましょう。早めの相談が安心です。
おりものが多い日を快適に過ごす3つの工夫
たとえ異常ではなくても、「不快感が強い」「毎日ナプキンでムレる」という悩みも多いですよね。
そんな時におすすめなのが、デリケートゾーンにやさしいケア習慣です。
① 通気性の良い下着を選ぶ
ポリエステル素材のピタッとしたショーツはムレの元。
綿混やメッシュ素材、通気性のある吸水ショーツなどがおすすめ。
とくに吸水ショーツは、おりもの用としても大活躍します。
ナプキンを毎日使わなくてもOKになり、ムレ・ニオイ対策にも。
② おりものシートや吸水ショーツで安心感をプラス
おりものが多い時期には、専用のアイテムを取り入れるのが◎。
- 毎日使える「おりもの吸収タイプのショーツ」
- 肌あたりのやさしいおりものシート
- ムレにくい速乾タイプの吸水インナー

使い捨てに頼らず、サスティナブルかつ快適に整える選択肢が増えています。
③ デリケートゾーンの洗いすぎに注意
「においが気になるから」とゴシゴシ洗うのはNG!
腟内の常在菌バランスを崩してしまい、かえって悪化することも。
お湯でやさしく洗うか、専用のソープを使いましょう。
石けんやボディソープは刺激が強すぎることがあります。
安心できる毎日のために「選べる吸水ショーツ」という選択
「今日は量が多そうだな」
「ちょっと外出が心配…」
そんな日も、吸水ショーツがあるだけで気持ちがまったく違います。
近年は、おりもの・軽い尿モレ・生理の終わりかけまで対応できる多機能タイプが続々登場。
見た目も普通のショーツと変わらず、やさしい素材で1日中快適です。
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まとめ|おりものは「あなたの体のサイン」
おりものの量が増えるのは、季節的にも体調的にも“よくあること”。
だからこそ、「普通かな?異常かな?」と気づけるあなたは、とっても感覚が鋭くて大切にすべき存在です。
気になる時は、慌てず、体と向き合う時間をつくってくださいね。
そして、日々を快適にするためのアイテム選びやケア習慣で、“自分の味方”になってあげましょう。
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