外出先での尿漏れ対策は？快適に過ごすための方法を紹介

急な尿漏れが起こるとヒヤッとしますよね。とくに外出時に起きてしまうと対処に追われ、予定を変更したり楽しめなくなってしまうことも。今回はそのような事態を防ぐためにも、外出時に行える対策や快適に過ごすためのケアアイテムをご紹介します。

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尿漏れの悩みを抱えている女性は多い

尿漏れは、他の人に相談しにくい悩みの1つです。しかし、女性は40歳以上になると尿漏れが起こりやすくなり、実は多くの人が悩みを抱えています。そんな悩みに対しては、さまざまなケア用品や対策方法をはじめ、専門の医院もあるため1人で抱え込んではいけません。尿漏れの種類を知り、適切な対処方法を考えていきましょう。

尿漏れの種類

尿漏れには、主に2種類があります。それぞれどのような特徴・原因かをチェックし自分の尿漏れタイプを確認してみましょう。

腹圧性尿失禁

くしゃみや咳・運動をしてお腹に力が入った際に尿漏れが起きるのが「腹圧性尿失禁」です。この尿漏れは「骨盤底筋群」という筋肉の緩み、衰えによって起こる場合が多く、加齢・運動不足・肥満などの原因が考えられます。

切迫性尿失禁

急な尿意で、トイレに間に合わず漏れてしまうのが「切迫性尿失禁」です。この尿漏れは、少量の尿でも膀胱が過剰に反応する「過活動膀胱」といった疾患が原因の可能性が高く、治療することで改善が期待できます。

外出時の尿漏れ対策

外出時は、とくに尿漏れが気になるものです。ここでは、外出時に尿漏れの心配を緩和できる対策についてご紹介します。

尿漏れ専用のパッドやショーツを使用する

一番の対策は、尿漏れ専用のケアアイテムを使うことです。主には、使い捨ての尿漏れ専用シートやパッド、繰り返し使えるサニタリーショーツなどがあります。尿漏れが頻繁に起きる人はもちろん、心配がある人もお守り代わりに尿漏れ専用のケアアイテムを持って出掛けると安心です。

トイレを見つけたら寄っておく

今トイレ行きたいと思っていなくても、外出先で見つけたらできるだけ行くようにするのも対策につながります。また「トイレに行っておいたから大丈夫」という安心感があると、尿意ばかりに意識を向けることがなくなり、外出そのものを楽しめるでしょう。

映画館・劇場では外に出やすい席に座る

映画館や劇場などでは席を立ちやすい通路側や出入り口の近くを選びましょう。思い立ったときにトイレに向かいやすいため、間に合わないリスクを減らせます。また、新幹線といった長距離移動の際も、通路側の席にしておけば遠慮なく立てるので安心です。

締め付けるよう服は着ない

骨盤や腹部を締め付けるような服は、膀胱を刺激しやすくなるためゆったりしたものを選びましょう。また尿意を感じてトイレに行った際すぐに脱げるように、時間がかかるベルトやインナーを使わないようにするのも大切です。

服の色を意識する

万が一尿漏れをしてしまった際に備え、濡れたことがわかりにくい色の服を着るのも1つの手です。または、丈の長い上着を着てヒップ周りが隠れるようにしておくのもいいでしょう。さらに、パンツやスカートの内側に防水スプレーを吹きかけると、水分が表に滲み出にくくなりますよ。

とくにおすすめなのは「サニタリーショーツ」

尿漏れケアアイテムの中でとくにおすすめしたいのが、サニタリーショーツです。サニタリーショーツはその名の通り、吸水性の高い素材を使っており、シートやパッドを使わなくても水分を吸収してくれます。尿漏れ専用シートを買うのが恥ずかしい人や、なかなかトイレへ替えに行けない人には嬉しいアイテムです。

また、生理の経血も吸水してくれるため汎用性が高く、洗濯して繰り返し使える点でコスト削減にもなります。

尿漏れ対策をして外出を楽しもう

せっかくの外出も、尿漏れの心配が1番に来てしまっては楽しめません。尿漏れは、決して特別な症状ではなく誰でも起こり得るものです。だからこそ適切な対策を取り入れて、尿漏れを気にせずに外出を楽しみましょう。