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冷え性の5つの原因と日常生活から見直せる7つの対策方法を紹介!

冷え性の人が温まっている様子

多くの女性の悩みの1つである冷え性。特に冬場は、厚着をしても手足だけは冷えてしまうなど、対策方法がわからす悩んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし原因を突き止め、適切な対策をとることで症状をやわらげることが可能です。そこで本記事では、冷え性の5つの原因について解説します。あわせて7つの対策も紹介するので、冷え性に悩んでいる方は日常生活を見直す際の参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

冷え性の5つの原因

冷え性には主に次の5つの原因があります。

  • 自律神経の乱れ
  • 血行不良
  • 筋肉量の少なさ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 基礎代謝の低下

それぞれを理解したうえで、適切な対策をとれれば冷えの改善が期待できるでしょう。

自律神経の乱れ

自律神経の役割は、体内の機能を調整し、安定した状態を維持することです。中でも、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体が冷えやすくなります。交感神経は活動するときに働く神経で、副交感神経はリラックスするときに働く神経です。これらの神経が均衡を保てないと、血流が調節されずに適切な体温が維持できなくなるためです。

ストレスや不規則な生活、運動不足などが自律神経の乱れを引き起こし、血管の収縮が促進されて抹消の血流が悪化しますその結果、手足が冷えやすくなってしまうのです。

血行不良

血行不良も体温の調節に大きな影響を与えます。酸素や栄養素は、血流によって体中に効率的に供給され、老廃物が排除されます。そのため、血行が悪くなると血液が全身に行き渡りにくくなり、手足の末端が温まりづらくなるのです。

血行不良の原因は、運動不足や喫煙、高血圧などです。これらによって血管が収縮し、血流が滞ると体温が適切に調節できません。また、寒いときには血管が収縮しやすくなり、血液の循環が悪化してしまいます。

筋肉量の少なさ

筋肉にはエネルギーを消費することで発熱し、体温を一定に保つ役割があります。そのため筋肉量が少ないと、体温調節がうまくできません。さらに、筋肉には血管を拡張させて血流を促進する役割もあります。十分な筋肉量がない場合は、血液の循環が悪くなり、手足の末端が冷えやすくなるため、日頃運動する習慣のない方は注意してください。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れも冷え性の原因と考えられています。体温調節に関係している主なホルモンは、甲状腺ホルモンや女性ホルモンです。甲状腺ホルモンが不足すると、基礎代謝が低下して体温維持がうまくできません。また、女性ホルモンのバランスが崩れると血行不良を招き、冷えを生じてしまいます

女性は、生理周期や妊娠、更年期などによってホルモンバランスが乱れやすいものです。生理中は体が冷えやすかったり、更年期になって冷えるようになったりする方もいます。

基礎代謝の低下

基礎代謝は、安静時に体が消費するエネルギー量のことです。体の中でエネルギーが生まれるときに熱が生じますが、基礎代謝が低いと熱が生じにくくなるため、冷えやすくなります基礎代謝の低下は、加齢や運動不足、筋肉量の減少などいくつかの要因で起こります。

冷え性の7つの対策

冷え性対策

冷え性を改善するには、日頃の生活を見直す必要がありますここでは、冷え性の7つの対策を紹介するので、日常生活に取り入れてみてください。

体を温める食事を摂る

体を温める食事は、冷え性対策に効果的な方法の1つです。体を内側から温める食事を心がけましょう。おすすめな飲み物は、紅茶やほうじ茶、ウーロン茶などです。一方で、コーヒーや緑茶、ジュースなどは体を冷やしてしまうのでおすすめできません。

また、生姜やにんにく、唐辛子などのスパイスや香辛料には、体を温める効果があります。スープや飲み物に加えるだけで体温の上昇に貢献してくれるでしょう。他におすすめなのは、根菜類や豆類、ひじきやこんにゃくなどの食物繊維が豊富な食材です。これらの食材は消化が遅く、体内で熱を発生させるため冷え性の改善が期待できます。

体を温める食事を摂ることで、体内の血流が良くなり、体温の調節が改善されます同じ食材ばかりだけでなく、3食をバランスよく摂れるようにすると、体の調子が整って冷えも改善されるでしょう。

服装に注意する

体温の維持には適切な服装選びも重要です。寒い季節には、防寒性の高いコートやジャケット、厚手のセーターを着用して寒風を防ぎましょう。体温を逃がさないために特に意識してほしいのが、首元や手首、足首を覆うことです。暑い季節にも、薄着をしているとエアコンの風で体が冷えてしまうことがあります。すぐに羽織れるカーディガンやひざ掛けなどを用意し、体温の低下を防ぎましょう。

また、血行不良にならないように、きつい下着や服装を避けることも大事です。下着を選ぶ際は、伸縮性があるかをチェックしておくのがおすすめです。

入浴の仕方を工夫する

冷え性を改善するためには、入浴の仕方に工夫を加えることが効果的です。夏場や忙しいときなどは、シャワーだけで済ませてしまいがちですが、それだけでは十分に体を温められません。38~40℃くらいのお湯にゆっくりと浸かることで、体全体を温められます。しかし、お湯の温度が高すぎると体の表面だけが温まり、内部が十分に温まらないことがあるので注意してください。

入浴中にはマッサージやストレッチを行うのも有効です。手足や肩首のこりをほぐし、血行を促しましょう。また、温感効果や保湿効果のある入浴剤を使うのもおすすめです。

規則正しい生活を意識する

冷え性対策には、規則正しい生活が欠かせません。まずは定時に起床し、規則的な生活リズムを保ちましょう。規則正しい生活は、自律神経のバランスを整えてくれます。また、食事を3食摂ることも大事です。特にエネルギー補給に重要な朝食に、体を温める食材を取り入れることで1日の活動をスムーズにスタートさせられるでしょう。

さらに、日常的に適度な運動を行えば、血液循環の促進やストレス解消などの効果が期待できます。規則正しい生活習慣は冷え性対策だけでなく、健康全般をサポートするためのものでもあります

筋力をつける

筋肉は体温の維持に重要な役割を果たしています。特に手足周辺の筋肉を鍛えることで、抹消の血流が改善され、冷え性の症状の緩和が期待できます体幹トレーニングやヨガ、ストレッチなどを自分に合った方法で体を動かしましょう。特にスクワット運動などで下半身の筋肉を重点的に鍛えると、脚の血流が改善されて冷え性の緩和につながります。

また、定期的な有酸素運動も筋肉量の衰えを予防できます。公共交通機関を使わずに歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、日頃の習慣を少し変えてみてください。

睡眠を改善する

睡眠不足が続くと、自律神経が乱れて冷えやすくなります。そのため、良質な睡眠を確保することが大切です。十分な睡眠は体内の機能を正常に保ち、免疫力を向上させるとともに体温の調節にも役立ちますできるだけ決まった時間に就寝し、起床するように心がけましょう。また、寝具や寝室の環境を整えることも大切です。寝具は適切な厚みの毛布や掛け布団を選び、寝室は適温を保ちましょう。

禁煙する

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、摂取することで血流が悪化し、手足の末端が冷えやすくなりますまた、タバコには病気のリスクを高める作用もあるため、総合的な健康状態が気になる場合は、禁煙に取り組みましょう。

原因と対策を知って日常生活を見直しましょう

冷え性の改善には、原因に応じた対策が必要です。冷えに悩まされている人は、この記事を参考に日常生活を見直し、適切な対策を取りましょう。

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