フェムテックの使い方!種類やおすすめ商品の使用方法を解説
フェムテックには様々な製品があり、女性特有の悩みを軽減するのに役立ちます。しかし、使ったことがないものはどのように使用するか、わからないこともあるでしょう。そこでこの記事では、フェムテック製品の種類を解説し、おすすめ商品と使い方をご紹介します。
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フェムテックの6つの種類
フェムテックには、以下の6つの種類があります。
- 月経
- 不妊・妊活
- ウェルネス
- セクシャルウェルネス
- 妊娠・産後
- 更年期
それぞれについて解説します。
月経
女性の中には、毎月の月経による痛みや経血漏れなどに悩む方もいます。月経管理アプリや吸水ショーツ、月経カップなどのフェムテックを使うと、経血漏れや蒸れ、ニオイなどの悩みが軽減し、ブルーな生理期間が過ごしやすくなります。
不妊・妊活
女性の中には、「子どもが欲しいけど、なかなかできない」と悩む方もいます。妊活アプリを使用すると、月経や基礎体温、性行為などを記録・管理でき、排卵日や妊娠しやすい時期を予測できます。また、卵子凍結サービスなど、将来の妊娠のために卵子を保管することも可能です。不妊や妊活は、女性にとって大きな悩みになるためフェムテックで不安を解消します。
ウェルネス
女性には、子宮頸がんや乳がん、子宮筋腫などの特有の疾患があります。これらの病気は年齢に関係なく発病する恐れがあり、健康面(ウェルネス)に不安を覚える人も少なくありません。フェムテックでは、婦人科検診による疾患の早期発見・早期治療が可能になり、女性の健康面に関する不安を解消できます。
セクシャルウェルネス
性行為などのセクシャルな内容はタブー視されることもありましたが、現代では女性の心身の健康をサポートするものとして、セクシャルウェルネスもフェムテックの種類の一つとなります。セルフプレジャーや性交痛軽減アイテムを使用すると、性交時の痛みを緩和できます。
妊娠・産後
妊娠中や産後は心身の不調を感じやすく、母乳や膣のゆるみなどに関する悩みを抱える女性も少なくありません。膣トレーニングアイテムや搾乳アイテムなどのフェムテックを使用すると、妊娠や産後の悩みを軽減し、心身の負担を解消します。
更年期
更年期は、ホルモンバランスの乱れによる不安や、筋力の低下による尿もれに悩む女性も多くいます。フェムテックを使うとホルモンバランスや生活習慣が整い、自律神経の乱れが改善されて心が安定しやすくなります。また、膣トレーニングアイテムを継続的に使用すると、会陰部から肛門部までの筋肉が引き締められ、尿もれにも効果的です。
フェムテックのおすすめ商品と使い方
フェムテックのおすすめ商品と使い方を、4つご紹介します。
- 月経カップ
- 吸水ショーツ
- 骨盤底筋トレーニングアイテム
- 妊活アプリ
月経カップ
月経カップとは、膣に入れて使用する生理用品です。カップ状のアイテムを膣に入れて経血を溜めるため、ナプキン使用時のような蒸れや漏れの不安が軽減され、月経期間が過ごしやすくなります。カップには容量があり、人によってサイズは異なるため、使用する際は合うものを選びましょう。
吸水ショーツ
吸水ショーツとは、吸水性能の高い下着です。おりものや経血、尿もれの際に使用すると、ショーツが水分を吸収し、蒸れや漏れ、かぶれなどの不快感を軽減できます。
使用する際は、通常の下着と同じように身につけるだけですが、商品によって吸水性能が変わるため、その都度自分に合ったものを着ることが大切です。また、生理の際は漏れの危険を減らすため、ナプキンやタンポン、月経カップなどの生理用品と合わせて使いましょう。
骨盤底筋トレーニングアイテム
骨盤底筋トレーニングアイテムとは、膣や肛門周辺の筋肉を引き締めるものです。膣のゆるみや尿もれに効果があり、成人から更年期まで幅広い層に需要があります。製品には様々な種類がありますが、最も一般的なのは、おもりのついたアイテムの一部分を膣に挿入し、力を入れてキープするものです。キープ時間を徐々に伸ばしていくと骨盤底筋が鍛えられます。
妊活アプリ
妊活アプリは基礎体温や月経、日々の体調を記録して、排卵日や妊娠しやすい時期を予測するアイテムです。妊娠したい人・妊娠したくない人どちらも使用でき、女性特有の体調不良を改善するサポート機能などもついています。使用する際は、様々な会社からアプリが開発されているため、使いやすいもの・管理しやすいものなどを選ぶと良いでしょう。
フェムテックは使い方を守りましょう
フェムテックには、月経や妊娠、健康、更年期などに関わるアイテムがあります。おすすめ商品は、月経カップや吸水ショーツ、骨盤底筋トレーニングアイテムなどで、使用すると女性特有の悩みや不安を軽減し、日々の生活が過ごしやすくなります。しかし、どの製品にも適切な使用方法があるため、説明書やパッケージをよく読み安全に使いましょう。