よくある温活の間違いとは?逆効果になってしまう温活7つを紹介
温活は、誤った方法で行うと逆効果になることもあります。そこで本記事では、よくある温活の間違いについて解説していきます。知らず知らずのうちに取り入れてしまっている習慣を見直し、正しい温活で体を温めていきましょう。
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温活で大事なこと
温活で大事なことは、体の中心部を温めることです。体の表面だけを温めても、その後冷えてしまっては意味がありません。温活の基本は、体の中心部を温めるために筋肉をつけ、血流を促し熱を体中に行き渡らせることです。
よくある温活の間違い
日々の習慣にしている温活が、実は体を冷やしているかもしれません。ここでは、よくある7つの温活の間違いを紹介していきます。
①1日3食しっかり摂る
栄養バランスの整った食事を摂ることは大事です。しかし、3食をしっかり摂りすぎてしまうと、消化器官に血液が集中してしまい、その他の臓器に血液が回りません。その結果、血流が悪くなり体温が低下してしまう可能性があります。1日3食を摂ることは大事ですが、毎回満腹になるまで食べる必要はありません。たとえば、朝は体を温める食べ物を中心に軽めのものでも十分でしょう。
②朝に白湯を飲む
朝に白湯を飲むと、睡眠中に失われた水分を補い、内臓を目覚めさせる効果があります。しかし、白湯を飲むと一時的には温まりますが、飲み過ぎてしまうとその後体内に溜まった水が冷えて体を冷やしてしまいます。白湯を効果的に飲むためには、起きてすぐは控える、しょうがやシナモンを加えて血管を広げて血流を促進するなどの工夫をしましょう。
③厚着をする
冷たい外気から身を守るための防寒対策は必要ですが、汗をかくほど厚着をするのは逆効果です。汗をかくと体が冷えやすくなり、体温調節もしづらくなる恐れがあります。そのため、下半身を中心に温めて、上半身は体温調節しやすいように脱ぎ着できるようにしておくといいでしょう。
ただし下半身を温めるといっても、フィット感が強いタイツやスパッツなどを選ぶと、締め付けによって血行が悪くなり冷えにつながるので注意が必要です。
④なるべく室内で暖かくして過ごす
暖かくして過ごすことは大事ですが、体を動かさないと筋肉量が減って冷えやすい体になります。筋肉量を減らさないためには、ウォーキングや軽いエクササイズなどの適度な運動が必要です。寒くても体を動かす習慣をつけましょう。
⑤寝るときに靴下を履く
靴下を履いて寝ると、睡眠の質を下げてしまう場合があります。寝るときに履く靴下で避けてほしいのは、締め付けの強いものと合成繊維のものです。締め付けの強い靴下を履いて寝ると、血流が悪くなり逆に冷えてしまう恐れがあります。また、素材によっては足が蒸れてしまい、不快に感じることもあるでしょう。
眠るときに足元を温めたい場合は、足首をカバーするレッグウォーマーがおすすめです。血流を悪くしないために、締め付けのないものを選びましょう。
⑥時間をかけて半身浴をする
半身浴はリラックスという点においては有効ですが、冷え解消には向いていません。体を温めるためには、38~40℃程度のぬるま湯に10~20分程度肩までゆっくり浸かりましょう。
⑦部屋を暖かくする
部屋を暖かくしすぎると、頭や顔が温まりすぎる、いわゆる“のぼせた状態”になってしまいます。頭がのぼせると、脳が体温を下げるように命令を出し、代謝が悪くなるため、体が慢性的に冷えやすくなる恐れがあります。冬の室温の適温は18~22℃といわれているため、熱くなり過ぎないように注意しましょう。
正しい温活で体を温めましょう
間違った温活を日常的に取り入れると、体を冷やしてしまう原因となってしまいます。間違った方法を実践していないか見直し、正しい温活を取り入れて体を温めましょう。